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長久手の事件に思うこと。

スタジオのこととはちょっと違うのですが…。 去年、一昨年と、何度か岡山や神戸に遊びに行く機会がありました。そのとき、近くに長久手古戦場があるのをしりました。 こう見えて案外日本史(戦国時代・明治維新辺りが特に)が好きな私^^ 当時全国制覇を目指していた羽柴秀吉を、徳川家康が破った節目の激戦地で、家康にとってはその名を全国区にしたという意味で記念すべき戦の場所になったところです。 その古戦場に近い住宅地で起きた立てこもり事件は、現代では想像も出来ないような恐怖を周辺に与えました。(その動機の稚拙さは400年前の戦の足元にも及びませんが…。) 犯人が自宅から銃を乱射し、近所の人たちは一歩も外を出歩けない。学校や飲食店は、ほぼ一日休まざるを得ないという異常事態となってしまいました。 中でも私が衝撃的だったのは、SAT(特殊部隊)の若い警察官が銃弾を受けて亡くなったということです。 この林一歩巡査部長(なんとまだ23歳!)は警察学校をトップで卒業、群を抜いて文武両道だったとか。 文字通り警察のホープだったわけです。私生活でも長女が生まれたばかりだとか。。 銃時代の立てこもり事件への対処方法の遅れを指摘する声もあるようですが、もちろん憎むべきは犯人です。 しかし将来を期待され、これからの人生も希望にあふれた有能な人材をむざむざ失った地元警察は家康のように全国区に勇名をはせるどころか、全国区から非難の矢を浴びせられています。 そんな中、林巡査部長の父親の言葉 「他人を助けるのが職務なので、身内(撃たれて倒れていた警官)が助かったのは良かった。ご苦労様と言ってやりたい」 自分の大切な子供を失いながらも賢明に発したであろうこの言葉になんともやるせない気持ちになりました。 私は一通出口での待ち伏せ(本来の職責を履き違えてる)する輩や、あまりにも高圧的で偉そうな態度など“警察官”という人種は好きじゃないです。 しかし一方で今回のような事件の時、銃の前に立ちはだかる事を任務とする警察官もいることを改めて理解し、彼らに対して「ご苦労さま。いつもありがとう」という気持ちを持つ事も大切だなぁと思いました。 合掌。 写真は昨日夕方の豪雨後の夕焼け。studioROXYロフトより撮影
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  1. 2007/05/20(日) 10:33:23|
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